韓国のすきな場所を、すきなだけ。
Nソウルタワー外観の写真

Nソウルタワーで過ごす特別な一日

この日は空気が澄んでいて、麓からタワーのてっぺんまできれいに見えました

こんにちは、南歩です。韓国に通いはじめて8年、ソウルで暮らすようになってからも、なんだかんだで何度も足を運んでいるのがNソウルタワー。「ベタだよね」と言われることもあるけれど、わたしはここの景色がほんとうに好きで、友人が遊びに来るたびに連れて行ってしまいます。先週もひさしぶりに丸一日かけてのんびり過ごしてきたので、行き方からチケット代、いちばんきれいな時間帯まで、まとめて書き残しておきます。

ABOUTNソウルタワーって、どんなところ?

Nソウルタワーは、ソウルのまんなかにある南山(ナムサン/標高243m)の山頂に建つ、高さ236.7mのタワーです。海抜にすると約480m。展望台からは、ソウルの街を360度ぐるりと見渡せます。1971年に電波塔として完成して、一般公開がはじまったのが1980年。2005年の大きなリニューアルで、南山(Namsan)と新しさ(New)の「N」がついた今の名前になりました。

はじめて登ったのは、まだ観光で通っていたころの冬。手がかじかむくらい寒い日で、それでも窓の向こうに広がる光の海を見て「うわあ」と声が出たのを、いまでもよく覚えています。昼と夜でまったく表情が変わるので、何度行っても飽きないんですよね。

山頂まではケーブルカーで一気に上がれるので、歩くのが苦手な家族と行ったときも大丈夫でした。広場からタワーを見上げるだけでも、けっこう満足できます!
名前Nソウルタワー(N Seoul Tower)
むかしの呼び名は「ソウルタワー」「南山タワー」。地元の人はいまも「南山タワー」と言う人が多いです
場所ソウル特別市 龍山区 南山公園キル 105
高さタワー 236.7m(南山の標高243mを足すと海抜約480m)
できた年1971年完成 → 1980年一般公開 → 2005年リニューアル
あるもの展望台、回転展望レストラン、カフェ、おみやげ屋さん、ルーフテラス(愛の南京錠)
最寄り駅地下鉄4号線 明洞(ミョンドン)駅/3・4号線 忠武路(チュンムロ)駅
滞在時間の目安展望台と広場をゆっくり回って1.5〜2時間くらい(移動を除く)

ACCESS明洞からの行き方は3つあります

南山は一般の車が入れないので、タワーへは「ケーブルカー」「南山循環バス」「歩き」のどれかで向かいます。明洞からいちばん近いので、買い物のついでに寄れてしまうのがうれしいところ。わたしのおすすめは、やっぱりケーブルカーです。

ケーブルカー

いちばん定番。景色を見ながら約3分で山頂へ 明洞駅から約25分

明洞駅4番出口から歩いて10分ほどでケーブルカー乗り場。途中の急な坂には無料の斜行エレベーター「南山オルミ」があるので、汗をかかずに乗り場までたどり着けます。ケーブルカー(全長605mくらい)で約3分、降りてから階段と坂道を5〜10分歩くとタワーの広場に到着です。

明洞駅 4番出口徒歩10分南山オルミ(無料)ケーブルカー 3分徒歩5〜10分タワー広場
南山循環バス

乗り換えなし・坂道なし。荷物が多い日や雨の日に 明洞駅から約20〜30分

忠武路駅2番出口前や明洞駅の近くの停留所から「南山循環バス(01A・01B番)」に乗ります。山道を上がっていく車窓もけっこう楽しくて、「Nソウルタワー(南山タワー)」停留所で降りたら、歩いて5分ほどで広場です。交通カードがそのまま使えます。

忠武路駅 2番出口循環バス 01A/01B 約15分Nソウルタワー停留所徒歩5分タワー広場
歩いて登る

季節の景色を楽しみながら、ハイキング気分で 明洞駅から約40〜50分

明洞駅から南山公園の散策路や階段を上がって山頂へ。春は桜、秋は紅葉がきれいな「南山北側循環路」は車が入らない遊歩道で、ご近所さんの散歩コースにもなっています。上りは思ったより長いので、歩きやすい靴と飲みものは必須。わたしは下りだけ歩くのがいちばん好きです。

明洞駅南山公園 散策路南山北側循環路タワー広場
明洞駅・忠武路駅からタワーまでのざっくりルート。ケーブルカー乗り場とバス停の位置です

HIGHLIGHTSわたしの好きな過ごし方4つ

タワーは、登るだけの場所じゃありません。足元の広場やテラスまで含めて、好きな順に4つ書いてみます。

1展望台から、ソウルを360度ながめる

タワーの上の展望台からは、街をぐるりと見渡せます。ガラス窓に世界の都市の方角と距離が書いてあって、「東京まで1,155km」の表示を探すのが毎回のお約束。昼は漢江(ハンガン)の流れと北漢山の稜線、夜はビルの光が足元いっぱいに広がります。

景色を見ながら用を足せる“展望トイレ”も、知る人ぞ知る名物。せっかくなので寄ってみてください。ちょっと笑ってしまいます。

MEMO窓ガラスの反射で夜景写真が白っぽくなりがち。レンズを窓にぴたっとつけて、上着で光をさえぎるときれいに撮れます。

2愛の南京錠を、ひとつ足してくる

タワーの足元のルーフテラスは、フェンスも「南京錠の木」も、びっしり南京錠で埋め尽くされた“愛の南京錠”スポット。恋人同士だけじゃなくて、友だち同士や家族でメッセージを書いてかけている人もたくさんいます。南京錠とペンはテラスの売店で買えます。

かけたあとの鍵は、投げずに回収ボックスへ。わたしも数年前にかけた錠前がまだ残っていて、行くたびに探すのがちょっとした楽しみになっています。

MEMO南京錠は日本から持っていってもOK。油性ペンがあると安心です。

3ライトアップされた塔を、下から見上げる

日が沈むと、タワー全体がライトアップされて、南山の上に光の塔が浮かび上がります。色はその日の空気の状態を表していて、青いときは空気がきれいな証拠。街のあちこちから見えるので、登らない日でも、明洞の路地や漢江の河川敷からぼんやり眺めるのが好きです。

広場ではライトアップに合わせた光の演出をしていることもあって、夜の広場はにぎやかです。ベンチに座って、しばらく人の流れを見ているだけでも楽しい。

MEMO広場から見上げる構図は、少し離れて低い位置から撮ると全体がきれいに収まります。

4回転レストランで、ゆっくりごはん

タワーの上には、48分くらいで1周する回転式の展望レストランがあります。座ったままソウルの全景が流れていくので、記念日や旅の締めくくりに人気。窓際の席がよければ、早めの予約がおすすめです。ドレスコードは厳しくないけれど、少しきれいめの服だと気分が上がります。

下の階にはカジュアルなカフェや韓国料理のお店もあるので、予算と気分でどうぞ。展望台のチケットとセットのプランが出ていることもあります。

MEMO日没の1時間前に席につくと、夕景から夜景への変化を食事しながらまるごと楽しめます。

TICKETチケット代と営業時間のメモ

区分おとなこども・青少年
展望台 入場料21,000 ウォン16,000 ウォン
ケーブルカー(往復)15,000 ウォン11,500 ウォン
ケーブルカー(片道)12,000 ウォン9,000 ウォン
南山循環バス市内バスと同じ(交通カードが使えます)
展望台月〜金 10:30〜22:30 / 土・日・祝 10:00〜23:00
最終入場は閉館の30分前です
ケーブルカー10:00〜23:00(上りの最終は22:30ごろ)
広場・ルーフテラスいつでも入れます(売店は展望台に準じます)
お休み年中無休(風が強い日や悪天候の日は、ケーブルカーが止まることがあります)

※料金と営業時間は2028年5月に行ったときのものです。こども料金の年齢や最新の金額は、現地の案内で確かめてくださいね。

BEST TIME行くなら日没の1時間前がいちばん

何度か時間帯を変えて行ってみて、いちばん「得したな」と思ったのが、日没の30分〜1時間前に着くプラン。明るいうちに景色を見て、そのまま夕焼け、マジックアワー、ライトアップまで、1回の入場でぜんぶ味わえます。ソウルの日没時刻は季節でかなり変わるので、ざっくりの目安を置いておきます。

春(4月)19:00ごろ
夏(7月)19:50ごろ
秋(10月)18:00ごろ
冬(1月)17:40ごろ
何度か行って分かったこと
  • 山頂は街なかより風が強くて、体感で3〜4度低いです。春や秋でも薄手の上着があると安心
  • 週末の夕方はケーブルカー乗り場がかなり混みます。行けるなら平日がおすすめ
  • 展望台のチケットは事前に買っておくと、当日の列に並ばずにすみます
  • 雨や霧の日はほんとうに何も見えません。天気予報を見て、日程をずらす勇気も大事
  • 帰りの循環バスは夜も走っていますが、最終の時刻だけは現地の時刻表で確認を

MY DAY実際に歩いた半日コース

先週、友人と歩いた半日をそのまま置いておきます。明洞の買い物とセットにすると、ちょうどいい一日になります。

  1. 16:30
    明洞駅 4番出口からスタートお茶とコスメの買い物を先に済ませて、南山方面へ。南山オルミで坂道をショートカット
  2. 17:00
    ケーブルカーで山頂へ3分だけの空中散歩。進行方向の右手にソウルの街並みが広がります
  3. 17:20
    ルーフテラスで南京錠さがしまだ明るいうちに写真を。広場からタワーを見上げる1枚も忘れずに
  4. 18:00
    展望台へ。夕景から夜景まで日没前に入って、1時間ちょっと居座りました。展望トイレも体験ずみ
  5. 19:30
    ライトアップを見てから下山広場で光の塔をながめたら、循環バスで明洞へ。夜ごはんはサムゲタンでした

WRAP UPおわりに

ベタだと言われても、わたしはやっぱりこの場所が好きです。夜景も、昼の眺めも、広場でタワーを見上げるだけの時間も、それぞれぜんぜん違う顔をしています。ソウルに来る予定のある方は、ぜひ一日のどこかに入れてみてください。読んでくださって、ありがとうございました。

佐藤南歩の写真
この記事を書いた人
佐藤 南歩

韓国に通いはじめて8年、ソウルで暮らして3年目。休みの日は南山の散策路を歩くか、市場でごはんを食べているかのどちらかです。旅行で来る友人の案内役をしているうちに、そのメモがこのブログになりました。好きな韓国料理はカンジャンケジャン。

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コメント 2件
まめ3日前

来月はじめてソウルに行きます!日没の1時間前、さっそくメモしました。ケーブルカーの事前予約はしたほうがいいでしょうか?

佐藤 南歩3日前

コメントありがとうございます!平日ならそのまま並んでも15分くらいです。土日の夕方だけは、展望台のチケットだけでも先に買っておくと安心ですよ。よい旅を!

ゆうこ2日前

展望トイレ、前に行ったとき知らなくて素通りしてました…。次は絶対に寄ります。写真もいつもきれいで癒やされています。

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